動画でかんたん、シンプルに。腕神経叢の覚え方。まずはここから。
腕神経叢、覚えるの大変ですよね。
とくに習い始め。
絡み合った糸みたいな神経を指でなぞって「・・・どこからどう覚えたら(汗)」っていうあの絶望感。
語呂で覚える人もいるみたいですけど、コレは名称を覚えることよりも、カタチ(走行)をイメージできることが重要だと思います。
リハの国家試験では、正中神経や橈骨神経など最終的な末梢神経とそれによって支配される筋を問われることが多いので、まず腕神経叢の末梢側を覚えるところから始めると効率がいいです。
覚える取っ掛かりになる動画を作りました。
まずはここから、できるだけシンプルに、かんたんに。
もちろん、あくまで取っ掛かりなので、慣れたら少しずつ枝を増やしたり、修正を加えていく必要があります。
とくに腋窩神経は、動画ではC7から分枝させてますが、由来は主にC5,C6になります。国試の過去問を見ると、運動学の基礎問題では後神経束として出題され、一方で脊損の問題では「三角筋、腋窩神経、C5」の組み合わせで出題されています。出題に合わせて知識の調整が必要になりますね。