ピアノを上手に弾くためには!

2020/11/06


こども科では、「音楽表現演習Ⅰ」「音楽表現演習Ⅱ」という、科目の中でピアノの弾き方を学ぶ授業があります。

今回は、ピアノを上手に弾くために大切な「姿勢」について紹介します。

ピアノを弾く前に〈姿勢編〉

ピアノを弾くうえで、まずは姿勢を整えることが大切です。姿勢を整えるだけで、ピアノの音色が変わります♪

ピアノを弾く姿勢はこのような姿勢が望ましいとされています。

では、姿勢を整えるポイントについて説明しましょう!

ポイント①:椅子の高さを調整しましょう

人により弾きやすい椅子の高さは違いますが、ピアノに対して高すぎても、低すぎても弾きにくく、体に負荷がかかってしまいます。

ポイント②:ピアノと自分の弾きやすい距離を探しましょう

肩をおろした状態で、肘が軽く曲がるくらいの位置に座ります。

♫良い例
♫悪い例①【近づきすぎている】

この姿勢では腕を楽に動かせません。

♫悪い例②【離れすぎている】

この姿勢では、腕が伸び切ってしまい、指が動きにくくなります。

ポイント③:椅子に座る位置を調整しましょう

椅子にあまり深く座らず、両足を床に着け、背筋を伸ばしましょう。

♫良い例

このようにすると、上半身もリラックスして弾くことができます。

♫悪い例【深く座りすぎている】

椅子に深く座りすぎると、腕が伸びたり前傾姿勢になったりするため、指が動かしにくくなります。

ピアノを弾くうえで、姿勢はとても大切です。

この姿勢を習得するまでには時間がかかりますが、学生たちは毎日この姿勢を意識して練習をしています!

意識をして姿勢を整えているうちに、いつの間にか慣れていきますよ?

これからピアノを始めようと思っているみなさんも、普段の生活から、姿勢を整える意識をしてみてください‼