こども科 春の特別授業 ~創造・製作編~
前回の記事では実習や就職活動を見据えた春の特別授業を紹介しましたが、今回は製作系の授業を覗いてみたいと思います。
陶芸
作業療法科の先生に、実際に作業療法の現場でも活用されている陶芸を教えてもらいました。
粘土よりも固くて難しい!と戸惑いつつも、それぞれ自分の想像を形にして楽しみながら作っていました。
かなり個性的なデザインも。
2週間の時間をかけて乾燥・素焼きを終えたものに、釉薬をつけていきます。
ドボン!と釉薬に入れたり
おたまで内側にかけたりして
上手に塗れました!
この釉薬を塗ったものを本焼きして完成!
こんなに綺麗に焼き上がりました!
個性的な顔シリーズもピカピカに。
良い味出てますね!
小さい作品達も可愛らしく仕上がりました。
新聞紙に包んでそれぞれお持ち帰り。大切に使ってね!
教室装飾
保育士として働くとき、必要になってくるのが装飾作りのスキルです。
保育室の温かい雰囲気を作り、子どもとの会話が弾むきっかけにもなります。また入園の時期には大きくて豪華な装飾を作る機会もあります。
今回は教室の後ろの広いスペースを明るく彩る壁面装飾を作りました。
保育士向けの雑誌からテーマに合った装飾を選び、型紙を拡大コピーして製作開始。
役割分担をしたり、こうすると効率的かな?と試行錯誤しながら作っています。
どんどん出来上がってくると、かわいい♡とテンションも上がってニコニコ。
そして全体バランスを考えながら、実際に貼った完成作品がこちら!
新1年生の教室は祝入学!をイメージして、桜と列車で賑やかに。
自分たちの新2年生教室は、今後の授業で作った作品などを飾れるように中央を作品スペースにしました。
実際の保育室を装飾するときと同じように、テーマに合わせた可愛らしい壁面装飾で、真っ白だった壁一面がとても明るく柔らかい雰囲気になりました。
現在はこの教室で、新年度の授業が始まっています。
新年度を迎えて
コロナ禍でさまざまな制限がある中でも、学生たちは春の特別授業を通してさまざまな学びを得ることができました。
この学びを、これからの授業や実習、就職活動に活かしていけますように。