<演習を通して、保育士としての様々な技術を身に付けよう>
こども科の1年生は、前期で保育士としての基礎知識をしっかり学びます。
後期になると演習も多くなり、製作や乳幼児の生活介助の方法など、様々な演習を通して、
“保育のプロ”としての実践技術を身に付けていきます。
今回はそんな演習授業の様子をいくつか紹介したいと思います。
絵の具を使った製作遊び
食育の一環として、保育の現場ではよく取り入れられる絵の具遊びのひとつ「野菜スタンプ」をやってみました。
切る部分によって現れる形の違いや上手な押し方のコツなどを、実践してみることで学びます。
予想以上に綺麗に表現される模様に、「おぉ~!」「きれいにできた!」と学生も楽しみながら取り組んでいました。
乳児の沐浴(もくよく)
ベビーバスを使って、乳児をお風呂に入れる“沐浴”の練習をしました。
まずは教科書を見ながら、準備物や手順、注意点などについて説明を聞きます。
そして学生同士、実践する人・手順を伝える人と役割を分け、確認しながら乳児人形を相手に実践していきます。
片手で支えながら片手で洗う、という作業に緊張気味の学生達。
ポイントを確認しながら、丁寧に進めていました。
服を着せたらおしまいですが、ヒモやスナップの多い肌着やカバーオールに翻弄され、「あれ?」「このヒモはどこの?」と苦戦していました。
12月には姉妹園での観察実習も控えています。
実践的な授業にもしっかり取り組み、自信をつけて実習に臨みましょう!