「雨が多くなるこれからの時期。子どもの想像力や感性を育む室内遊びの充実を。保育の引き出しをたくさん増やして実践力を身につけます。」
こども科の2年生の演習授業の様子をご紹介します。
“歌って動いて表現して…楽しいリトミック”
音楽表現演習の授業では、「リトミック」を学びました。
「リトミック」とは、音楽を通じて体を動かすことで子どもの表現力を育む活動のことです。
CDなどの音楽に合わせて体を動かしたり、保育者の伴奏に合わせて色々な動きをします。
「高い音が聞こえたらジャンプ、低い音の時にはしゃがむ」など、音の高低を体で表現するゲームや
「音楽が速くなったら走って、遅くなったらゆっくり歩く」など、音楽の速さを体で表現する遊びなどを体験しました。
雨で戸外に出られない日が増えるこれからの梅雨時期には、室内で身体を動かして遊べるリトミックはぴったりです。
“表現力や想像力、手指の動きの発達を促す…良いことづくしのブロック遊び”
また、雨の日の室内遊びや自由遊びの時間によく登場するのがブロック。
ブロックと一言で言っても、その種類はたくさんあります。
年少児向けのもの、年長児向けの小さなパーツのもの、複雑な形が作れるもの。
色々なブロックの特徴や配慮点を学んだら、次は実践!
初めは何を作ろうかなと試行錯誤しながらブロックとにらめっこ…
でも、組み立てていくうちに「あ、こうしたら面白いかも」と、楽しみながら作品作りを進めていました。
遊びの楽しさを自分で経験することで、子どもにも色々な遊び方や楽しみ方を教えていけるようになります。
ぜひ、子どもと一緒になって楽しく遊べる先生になって欲しいですね。
子どもの「楽しい!」笑顔を想像しながら、またひとつ保育の引き出しを増やしていく2年生の授業風景でした。