介護福祉科 トイレでの排泄介助
今日は、介護福祉科の2年生が生活支援技術Cの授業で、排泄介助を行いました。
介護老人保健施設に入所し、在宅復帰を目指しているBさん。
脳梗塞の後遺症のため、右片麻痺があるBさんのトイレでの排泄介助をするという事例です。
まずはじめに、介護者は利用者に介助内容を説明し、同意を得ます。
トイレに入って、手順を説明します。健側である左手で手すりを掴んでもらえるよう、声をかけています。
健側を活用し、安全に立位を保持しました。ふらつきは無いかなど、確認の声かけもできています。
安全に便座へ腰かけ、介護者は、座位姿勢が安定していることを確認し、その場を離れることを伝えています。
利用者が気兼ねなく排泄ができるよう安全面・環境面を整えた上で、介護者は退室します。利用者の「終わりました」という合図があり、再度入室します。
排泄は私たちにとって、一番プライベートな部分です。だからこそ、安全面はもちろん、声かけ一つ・目線の合わせ方一つにも細かな配慮が必要です。
介助するだけでなく、利用者役をして初めて気づくこともあり、来週から始まる実習の実感が湧いてきました。