こども科2年生、保育所実習中!
本校こども科の今年度の保育所実習は、10月最後の2週間と11月2週目からの2週間。
7月の施設実習が終わったらすぐに夏休み。その夏休みが明けてからは、施設実習報告会があり前期の期末試験があり学術会がありと、忙しい日々でした。
そんな中でも、保育所実習に向けて着々と準備を進めてきました。
恒例の出陣式!
出陣式では眞栁校長から、一人ひとりにお言葉をいただきました。施設実習での経験とその反省をふまえて、どう保育所実習に臨むか。
もちろん不安もあるでしょうが、施設実習を経て、力強い眼差しに変わっていました。
2年間の集大成。あとは、今できることをできる限り行うのみ。
そして2週間……
実習Ⅰと実習Ⅱの間に
保育所実習は、実習Ⅰと実習Ⅱの2つの期間に分かれて行われます。それぞれ2週間ずつの合計4週間の実習となります。
本校は例年、実習Ⅰと実習Ⅱの間に1週間、学校での指導・準備期間を挟みます。
実習Ⅱでは、実習生が指導計画を立てて担当させてもらえる実習がメインとなります。
これまでに授業や姉妹園での観察実習などで学習してきた子どもの発達についての知識と理解。実習Ⅰで実際に観察してきた子どもたちの様子。これらをもとに子どもたちをイメージし、それを膨らませながら指導計画案を作成していきます。
製作活動の準備も行います。
子どもたちが楽しんでくれるといいな。そのためには、いろいろなことを想定しておかなければなりません。
3歳児クラスならハサミを使ったことがあるかな? 使ったことがなかったらちぎることにしようかな? あっても使い方の確認はしたほうがいいかな? 5歳児クラスならさまざまな画材を使ったことがあるだろうから、どんな工夫をしたら面白がってくれるかな?
子どもたちにあんな力がつくといいな、こんなことも経験してほしいな。保育士の卵なりに頭をフル回転させて、子どもたちのこの先の成長も考えながら、想いを紙に乗せていきます。
育てる人を育てる人
教員側も現場での経験をふまえながら、1対1の個別指導を重ねていきます。
今はまだ学生ですが、半年後には、保育士として子どもたちの前に立つ後輩です。
実習の間である今、困っているのはどんなことだろうか。今のうちに伝えておけることは何だろうか。
今できることをできる限り行うのは、私たち教員も同じ。
2週間後に、また一回り成長して戻ってくることを楽しみにしています!