歯科衛生科2年生 歯科衛生科の1日を紹介します!

2023/05/22


歯科衛生士になるためには、3年課程以上の養成校を卒業し、国家試験に合格する必要があります。本校は3年課程の複合型専門学校で、歯科衛生科の他に理学療法科、作業療法科、こども科があります。

今回は歯科衛生科2年生がどのように学校生活を過ごしているのか、ある1日の様子をご紹介します。

この日の1・2時間目は「歯周病学Ⅱ」です。

「歯周病学」は、歯科における二大疾患である「う蝕」と「歯周病」のうち歯周治療について詳しく勉強します。

昨年度までは、リモート授業も多くありましたが、今年度からは、ほとんどの授業が従来通りの対面授業となりました。

 

3・4時間目は「歯科診療補助法Ⅱ」です。

「歯科診療補助」は、歯科衛生士の三大業務のうちのひとつで、診療に必要な器具を揃えることから、歯科医師の指示を受けて歯科診療の一部を担当するなど、業務の幅はとても広く歯科診療を円滑に進めるためにとても大切な仕事のひとつです。

 

この日の授業は「主な全身疾患とその対応」

一見歯科医院の業務とは関連があまりないように感じるかもしれませんが、歯科診療をきっかけに全身疾患が悪化したり、治療により改善することもあり、全身疾患と口腔内疾患は深く関連しています。

4時間目が終わるとお昼の時間です。

教室をのぞいてみると「お弁当派」の学生が食事中です。

一人暮らしの学生も多いのですが、2年生は「お弁当派」の学生が多いようです。

学食に行ってみるとこの日は学食の人気メニュー「からあげ定食」(450円)です!

本校の学食は安くておいしくてボリューミー!学生からも教員からも人気があります!

5時間目は「保育・食育学」です。

「保育・食育学」と「歯科保健指導」では、6月に行う幼稚園・保育園実習に向けて、年齢に合わせた指導を行うための媒体を作成中です。

媒体作成にあたり、話の構成や言葉の選び方、絵の表現など、保育の専門家である「こども科」の教員から指導を受けます。

現場をよく知る、実務経験豊富な専門分野の教員から指導を受けられることも複合型の専門学校である本校の特徴です!

 

6・7・8時間目は「歯型彫刻」です。

「歯型彫刻」は石膏棒を歯の形に彫刻していく授業です。

歯牙の形態を口腔解剖学だけでなく実際に観察し彫刻することによって理解を深めていきます。

また、手先の器用さを養うためや、実際に仮の歯(暫間被覆冠)を作成する業務にも必要になります。

歯牙の解剖学的特徴を表現するべく模型とにらめっこしながら、時には先生からのアドバイスをもらいながら、彫り進めていきます。まだまだ始まったばかりですが、課題の4本完成を目指して頑張ってください。

 

授業が終わると教室や使用した実習室の掃除をして1日が終了です。

帰宅してからの過ごし方を学生に聞いてみると、その日の授業の復習をし、次の日に備えゆっくり体を休める人や、アルバイトをしている人など時間の使い方は様々でした。

 

 

本校のオープンキャンパスでは、各科様々な体験授業を行っています。

歯科衛生士に興味のある方は、オープンキャンパスに参加して授業を体験してみませんか?