リハビリ学生の就職活動状況。実習先に就職することについて。
9月も後半に入り、4年生は就活真っ只中です。
リハビリ学生の就職活動はかなり遅い時期にピークがきて、2月の国家試験が終わっても続きます。
以前、その辺のスケジュールについてまとめました。
作業療法士を目指す!就職活動の流れとかスケジュールについて。
今年は実習先に就職する割合が高い印象です。
実習施設の選別は出身地や希望分野を考慮して行われるので、実習地に就職する率はもともと高いのですが、今年は特にその傾向が強いです。
採用担当者は実習生の様子をよく見ていて、「今年は〇〇人採用予定だけど、よかったらうちに来ませんか」という声をかけることがよくあります。
実習先に就職するというのは学生にとっても施設側にとってもメリットが大きいのです。
一般的に採用担当者は、採用試験という短い時間で、学生の性格や能力を把握しなければいけません。
学生も緊張しますが、実は採用担当者もかなり緊張しながら面接しています。
しかし実習生については、5週~8週間という長い期間の実習を経て、それらを把握済みです。
面接は「どの辺に住むの?」とか「今のところ配属は〇〇部所になる予定」とか、すでに採用が決まったかのうような和やかな会話になることが多いです。
学生にとっても、職場にどんな先輩がいるか把握できていますし、生活環境もわかっています。
履歴書の志望動機も実習経験を書けばいいので、とにかくいろいろスムーズに事が運びます。
さらに、実習生を受け入れている施設は新人教育もしっかりしているところが多く、不安な1年目を無難に乗り越えられます。
条件面が合うなら、とくにデメリットはないと思っています。
そんなわけで、今年の就職活動は、我々学校職員にとってもスムーズに、和やかに進んでおります。
オープンキャンパス
オープンキャンパスでは、学校生活だけでなく、就職状況についても詳しくお話しております。
ぜひ気軽に参加していただけたらと思います。