こども科2年生~幼稚園実習の経験を活かし保育所実習へ~
こども科2年生は、8月下旬から9月下旬にかけて幼稚園での教育実習を行ってきました。
そして先日、4週間にわたる実習での学びを共有する報告会が行われました。
分かったこと、できるようになったこと、不十分だったことを振り返り、各々が次の実習への準備につなげます。
この報告会では自分の課題を明確にするだけでなく、クラスメイトの報告レポートや発表から、次の実習に活かせるアイディアも得られたりします。
同じような悩みや苦労もあれば、自身の実習では知る機会がなかった知識や情報もあったようです。
3週間後には最後の実習、保育所実習が控えていたため、表情も真剣そのもの。
報告会を終えた学生たちは、自身の経験とクラスメイトの経験をふまえながら、いよいよ保育所実習に向けた準備を始めます。
「これ、幼稚園の園児たちが楽しんでくれたけど、同じ年齢の子ども達なら保育所でも喜んでくれるよね!!」
「今度はもう少し、ここを工夫してみようかな…」
担当の先生方からアドバイスをいただきながら試行錯誤を繰り返します。
また、保育所には幼稚園でかかわることのなかった0歳から2歳までのもっと小さな子ども達もいるため、より安全で親しみやすい布素材を使った教材も作ります。
そして生活面で援助する部分も多くなることから、オムツ替えや衣服の着脱などもスムーズに行えるように練習を重ねます。
限られた期間ではありましたが、各々が苦手とする部分や必要になってくることに力を入れて準備を進めてきた2年生。
先週、副校長先生の前で実習に向けた目標や決意を伝え、副校長先生からは温かい励ましの言葉をいただき、今週から最後の実習がスタートしました。
今週は様々な年齢の子ども達の前で自己紹介をしながら一緒に遊び、保育所での生活に少しずつ慣れながら学びを深めていることでしょう。
最後の実習、これまで身につけてきたことを存分に発揮して帰って来てね! (^^)