歯科衛生科3年生 臨地実習 まほろばの里向山
みなさんは、介護施設で働く歯科衛生士がいることをご存じですか?
歯科衛生士と聞くと歯科医院で働いていると思い浮かべる方が多いと思います。
近年、高齢化により「食べる機能」を維持するため、介護施設での歯科衛生士の需要は高くなってきています。
私たちが普段何気なく行っている「飲み込む」という動作ですが、舌や口の周りの筋肉や首の筋肉などを使って、
咀嚼した食べものを咽頭→食道→胃へと送られることで「飲み込む」ことができます。
誤嚥を防ぐためにも舌や口の周りの筋肉や首の筋肉の運動はとても大事なので「嚥下体操」を行います。
今回は歯科衛生科3年生の「まほろばの里 向山」での実習の様子をお伝えします!
この日は施設の利用者様と一緒におやつ時間の前に「嚥下体操」をさせていただきました。
まずは利用者様に声掛けをして「嚥下体操」のお誘いをして
始めにご挨拶。嚥下体操の開始です。
頬を膨らませたり、すぼめたりする運動や、首の運動、
舌を上下に動かす運動をしたり
唾液腺のマッサージをして
皆さんと一緒に「春が来た」を歌いました。
利用者の皆様からアンコールの声も上がるほど盛り上がりました!
最後に深呼吸をしておしまいです。
「嚥下体操」の後には、「風船ラリー」を行いました。
2つのチームに分かれて、何回ラリーを続けられるか競争をしました。
7日間の実習でしたが、施設で働く歯科衛生士の役割や重要性、他職種との関わりなどを学ぶことができました。
今回学んだことを、これからの臨床実習にも活かして欲しいと思います。
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