国家試験は語呂だらけ ~ゴロゴロ~
さて、今年もあとわずか・・・
4年生は国家試験に向けて全力稼働中です!
そんな国家試験の話題です。
私も理学療法士の国家試験を受けた経験はありますが、とにかく覚える量が多すぎて大変苦労した覚えがあります。そんな時は語呂!お世話になったなぁと思いだされます!
今日はその中の一つをご紹介!
脳神経です!脳神経は一度学んだ方はご存じかと思いますが、とにかく複雑で諦めかける分野かと思います。なぜ、複雑かというと・・・神経によって働き(運動神経や感覚神経、副交感神経)が全然違う!
二刀流の大谷さんのようなユーティリティな脳神経から、ワンポイントリリーバーのような脳神経まで多岐にわたります。
私の中で一番インパクトに残っていますし、汎用性が高いので是非お勧めです!
では、紹介いたします・・・
「さんさん名古屋の後藤さん、とうとう午後ゴミにウンチ拭く」
↑一度聴いたら忘れない強烈なインパクトです!
「さんさんなごやのごとうさんとうとうごごごみにうんちふく」
→【変換】 さん(3)さん(3)な(7)ご(5)や(8)のご(5)とう(10)さん(3)とう(10)とう(10)ご(5)ご(5)ご(5)み(3)に(2)うん(運)ち(知)ふく(副)
この番号の順番は脳神経の順番通りに並んでいます。
なので、「ゴミにうんちふく」の前までで12個の脳神経を表しています。例えば、嗅神経(第Ⅰ脳神経)は3、迷走神経(第Ⅹ脳神経)は10ですね!
※脳神経を覚える語呂ではないのでそこは「嗅いで見る動く滑車の・・・」の語呂で覚えてくださいね!
この語呂は脳神経の働きを示す(運動神経・感覚神経・副交感神経のどの作用があるか)語呂になっています!
さあ、使用方法に移ります!
例)迷走神経(第Ⅹ脳神経)=10
ご(5)み(3)に(2)うん(運)ち(知)ふく(副)
5=運動神経 3=知覚;感覚神経 2=副交感神経
5+3+2=10
そうです!迷走神経は運動神経、感覚神経、副交感神経のすべての働きがある神経です。
例)舌下神経(第Ⅻ脳神経)=5
ご(5)み(3)に(2)うん(運)ち(知)ふく(副)
5=運動神経 3=知覚;感覚神経 2=副交感神経
舌下神経は運動神経のみの神経ですね!
※5は2+3にしないようにだけ気を付けてください!
この知識があればこんな問題は秒で解けちゃいます。
【問題】自律神経系の機能をもつのはどれか。
1. 視神経
2. 滑車神経
3. 三叉神経
4. 迷走神経
5. 舌下神経
視神経=3(知覚)、滑車神経=5(運動)、三叉神経=8(運動、知覚)、迷走神経=10(運動、知覚、副交感)、舌下神経=5(運動)
【答え】迷走神経=10 5(運動)+3(知覚)+2(副交感=自律神経)
とにかく、覚えるのが大変な国家試験範囲・・・楽しく覚えられるといいですね!
理屈なしに暗記しなければならない分野は時に語呂を使ってみてください。
最後までお読みいただき感謝です~
オープンキャンパス