介護福祉科2年 排泄の介護
介護福祉科2年生が、介護実習Ⅱを終え学校に戻ってきました!
学生同士で行う生活支援技術の演習は久々です。
今日は排泄介護
脳梗塞(のうこうそく)の後遺症(こういしょう)で「右手右足が不自由な方」の想定でトイレでの排泄介護です。
声掛けを行い、トイレまできました。なるべく立ち上がりやすいように、車いすの位置を考えます。
介護者「左手で手すりにつかまってください」
利用者「はい」
立っている間に、ズボンとパンツを下げます。
介護者「便器に座ってください」
利用者「…ちょっと遠くて、怖いなあ」
もう少し便器に近づいて立つと良かったかな?
何とか座れました。プライバシー保護のためにも、パンツとズボンを太ももあたりまで上げます。
利用者さん本人が左手を使って上げられますね。
排泄中、転ぶ危険がないことを確認し、介護者はその場を離れます。
「終わりました~」
なんだか、立ちにくそうですね。なぜだろう?
別の方法もあるのかな?
なるほど、今回は車いすを使って立ち上がるようですね。
最後に、手を洗って終了です。
今回の気づいたこと・改善点などをもとに、次回もう一度演習しましょう。
足の位置、体の向きをちょっと変えただけでも、動きやすさに違いが出るんです。
実習もそうですが、まずは自分が体験して気づくことも大切ですね!