七夕飾り
仙台の七夕
みなさんご存知のこととは思いますが、「仙台七夕」は毎年8月6日~8日に行われます。旧暦の7月7日に合わせて期間が決められているので、一般的な七夕からは1か月遅れの開催になります。
仙台では、商店街だけでなく保育所や幼稚園、小学校などでも、7月から8月にかけて七夕の飾り付けが行われています。
というわけで、今回は、七夕飾りを作る授業の模様をお伝えします。
まずは笹竹
現在、仙台保健福祉専門学校のエントランスには七夕飾りが置かれています。使われている笹竹は造花なのですが、人工っぽさを感じない精巧な作りの立派なものです。
一方、今回授業では、本物の笹竹を使用します。本格志向ということもありますが、身近な素材を使ってモノを作るのも保育の基本。
青々とした新鮮な笹竹ですね。
本物を使うということ
飾り付けを行うにあたり、まずは土台を作ります。今回使ったのは粘土。
天然の笹竹ですから、一つひとつ形が異なります。
重心を考えないと……
うまく立ってくれないのです。
自然の厳しさ(?)を感じつつ、作業を進めていきます。
さて、本日のメインの飾り付け
土台に立てたら、飾り付けを作っていきます。
七夕といえば、織姫と彦星の夫婦のお話ですよね。
折り紙を使って作っていきます。
折り紙といえば金! 光る折り紙は子どもたちにも大人気! どんどん使っていきます。
これを広げると……
格子状の飾りになりました! これは投網という飾りになります。豊漁祈願ですね。
菱飾りや輪飾りも見えますね! 友人同士教え合いながら、飾り付けの種類を増やしていきます。
七夕といえば、こんな飾り付けも!
仙台駅の2階改札口前に飾られる大きな吹き流し。七夕飾りの設置期間中に旅行から帰ってきてこの飾りを見ると、仙台に帰ってきたなあとしみじみ思うものですね。(地元民あるある!?)
折り鶴。お見舞いや甲子園のベンチに飾られることで有名ですが、七夕の飾りの1つでもあるんですよ。
星飾りも見えますね。伝統的な飾り付けだけでなく、モールを使ってリボンをつけたりと、かわいらしい飾り付けをするための工夫もしていきます。
本当のメイン
七夕といえば願い事です!
願う気持ちも大事ですが、そのためには……いや、ヤボなことを言うのはやめましょうか。
年にたった1度、離れ離れになった夫婦が再会する日ですからね。