こども科 「作るちから」
さて、観察実習でうかがった年少のあるクラスでは発表会プログラムの表紙作りの活動をしていました。
つまむ、ひねる、さく、ちぎる、ぬる、ひろげる、うらがえす、貼る、沿う、並べる、大きさ、量、線、内側、外側、隣り合う、重なり合う、ぬぐう……
要素の一部を挙げただけでも、これだけたくさんのことに取り組んで初めて「作る」ことが行われます。
他にも材料の「質(手触り、柔らかさ、薄さ、色柄)」など、子どもが味わう
ポイントは本当に幅広く奥深いものです。
幼少期のこういう体験が、「作るちから」につながっています。
今回の観察実習に向けて、学生はエプロンの装飾をしました。
久しぶりの手芸という学生もたくさんいます。
図案を考える。
線を引く、切る、重ねる、貼り合わせる。
縫う。
一つ一つの演習をしながら、作る難しさ・楽しさを自分の中で再発見していって下さい。