歯科衛生科3年生 臨地実習 「まほろばの里 向山」
歯科衛生士と聞くと「歯石を除去する」「歯磨き指導をする」が、1番最初に浮かぶイメージではないでしょうか。
近年、社会福祉施設で働く歯科衛生士が増加しています。その背景には、現在の日本の高齢化が大きく影響し、「食べる機能」を維持する為に歯科衛生士が活躍しています。
今回は歯科衛生科3年生が社会福祉施設「まほろばの里 向山」で行った実習をお届けします♡
皆さんは「フレイル」と言う言葉を聞いたことがありますか?
簡単に言うと「加齢により心身の機能が低下すること」を言います。
口腔に特化したフレイルを「オーラルフレイル」と言います。
硬い物が食べにくくなる
むせやすくなる
口が乾く
など、オーラルフレイルを予防する為のお口の体操を利用者さんと一緒に行なっています。
あじさいをイメージしたゼリー☆
「食べる」ことは視覚に大きく関わっています。
綺麗で食欲をそそりますね‼︎
バタフライピーティーを使用し、一緒に作りました。
そして、今回はオハヨー乳業株式会社の中嶌様より、「ロイテリ菌」について、特別講義をして頂きました。
ロイテリ菌は、口腔内の悪玉菌を抑える働きだけでなく、身体に様々な良い影響を与えてくれるそうです。
その効果に驚きました。
今回は7日間の実習でしたが、歯科衛生士として、将来どのように関わりたいか、新たな道を確認することができました。
治療する現場以外にも、歯科衛生士として深く関われる場所がある。
そんな選択肢を歯科衛生士さんから、学ぶことができました。
幅広いライフステージに対応できる歯科衛生士を目指し、残りの実習も頑張ってください‼︎