実技授業中継第3弾 MMT

2022/06/20


理学療法科の実技授業で徒手筋力検査(MMT)を行いました。

よく現場でも使われる評価方法の1つで、手を使って抵抗をかけることで、どの程度筋力があるのかを判断します。

特別な道具を使わない方法なので、どこでもできる検査方法です。

判断の基準は6段階あり、543210の順で弱くなります。

段階の基本となる基準です。

5:最大抵抗に抗すことができる。

4:中等度の抵抗に抗すことができる。

3:重力に抗して全可動域を動かすことができる。

2:重力を除くと全可動域を動かすことができる。

1:関節運動は見られないが筋収縮を認める。

0:筋収縮が認められない。

ここではあえて、めちゃくちゃ省略して簡単にしています。

 

実技試験直前の授業のため、全員合格を目指して授業中も練習に熱が入ります。

筋の起始停止、神経支配を学生同士で教え合います。

教科書をじっくりと読みながら、注意点を再確認します。
筋肉の走行は実際に体で指し示せるように勉強します。

実技テストに向けて集中している様子が見られました。

 

このように1つ1つの検査方法が正確にできることで、患者さんの状態が的確にわかります。

今回は、徒手筋力検査法(MMT)を中継しました!

 

理学療法士を目指してみたい方は、オープンキャンパスにぜひ参加してみてください。

https://www.sid.ac.jp/event/open-campus