歯科衛生科 徳真会グループ様卒後研修
本校の卒業生も多く活躍している、徳真会グループ様の新人歯科衛生士研修を歯科衛生科の教員が担当し実施しています。
今年度は、「シャープニング(講義・演習)」「SRP」「仮歯(TEK)作製」の3つの内容について計2日間の日程で研修を行いました。
今回は2日目の研修について紹介します。
2日目は「SRP」と「仮歯(TEK)作製」を行いました。
「SRP」は、スケーリング・ルートプレーニングと言い、歯周病の原因となる歯茎の下についた歯石や付着物をスケーラーで除去することです。
見えないところの操作となるので、歯根の形や歯茎の状態など正しい知識とより高い手技が求められます。
学生時代に学んだ基本をベースに、臨床に即した手技についてスケーラーの挿入角度や操作方法をひとつひとつ丁寧に確認しながら模型実習を行いました。
次に、「仮歯(TEK)」作製です。
「仮歯」は、型取り後、最終的な被せものが入るまでの間、審美的、機能的に補い、歯茎の変化等を防止する役割があります。
今回は「ブリッジ型の仮歯」の作製を行いました。
仮歯の作製はチェアサイドで行うことが多いので、患者さんを待たせないように早さも求められます。
卒業後初めて仮歯の作製をする方もおり、手順や作製のポイントを確認しながら行いました。
この卒後研修には、本校を3月に卒業した卒業生も参加しており、新人歯科衛生士として、日々奮闘しているようです。
新人歯科衛生士だからこそ、日々自己研鑽に励み、患者様に安全に施術できるよう頑張ってください。