歯科衛生科3年生 特別講義

2023/08/23


歯科衛生科3年生は夏休み明け、「分子栄養学」についての特別講義を受講しました。

講師は東京のMALODENTALMEDICALTOKYOと大塚美容形成外科・歯科で勤務されている歯科医師の藤巻理也先生です。

藤巻先生は「分子栄養学カウンセラー」の資格をお持ちの為、栄養と歯科治療の繋がりについてもお話していただきました。

3年生ということもあり、国家試験に良く出題される栄養の問題も含めた講義です。

栄養学は人間が健康に生活するうえで、とても大切な知識の一つでもあります。

学生は、事前に問診表と昼食の写真を提出し、先生から一人ひとり不足している栄養素を教えていただきました。

栄養学の講義は国家試験でも大切ですが、自分たちの日常生活の中で実習や勉強の疲れから体調不良になった時はビタミンB群(豚肉・納豆・カツオなど・・・)を摂取すると効果的なことや、栄養素が多く含まれる食品は調理方法を「蒸す」ことにより、さらに栄養素を有効的に摂り入れられる事など、様々な知識を身に付けることができました。

サプリメントについてもお話いただき、より知識を増やすことができました。

歯科治療では、傷の治りが悪い患者様が不足している栄養素を補うことで改善されたという症例を見ることができ、口腔内を診るだけではなく、全身を診ることの重要性をより感じました。

 

学生からの感想は、国家試験の知識としてはもちろんのこと「現在の食生活を見直したい」、「周りの人のためにも今日の講義を活かしたい」など、栄養について考えるきっかけになったようです。

 

これから歯科衛生士として働いていくうえで、歯科の知識だけではなく自己の体調管理や患者様への有効な情報提供ができる歯科衛生士を目指し頑張ってほしいです。