工作してみた☆
今年の夏は、酷暑でしたね!ようやく仙台も少し過ごしやすくなってきました。
食欲の秋!芸術の秋!スポーツの秋!読書の秋!!皆様はどんな秋をお過ごしでしょうか??
まだまだ暑かった今月のはじめ、日本摂食嚥下リハビリテーション学会の第29回学術大会が横浜で開催されました。
この日は、特に気持ちがイイ晴天でした!!
田舎者というのがバレないように“横浜いつも来てますよオーラ☆”を醸し出しながら、颯爽と会場に向かう私(笑)。
参加した日本摂食嚥下リハビリテーション学会の当日の看板(左の黄色い方)は、少し控えめな印象に感じましたが、この学会は、会員数15000人を超えるマンモス学会です。
日頃、病院や施設・在宅支援や支援学校等で摂食嚥下リハビリテーションに携わっている医師・歯科医師・看護師・栄養士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・学校の先生・歯科衛生士等、様々な職種の方が参加しています。
なかでも、一番人数が多いのが我々言語聴覚士!!
ここ数年は、コロナ禍だったのでオンライン参加をしていましたが、久しぶりに現地参加してきました!大会会長の先生によると、今回の参加者は5500人を超えていたそうです!!
溢れんばかりの人、ひと、ヒトっ!!!
でも、やっぱり現地参加は最&高です!肌で雰囲気を感じたり、発表者の先生と直接お話したりして繋がりを持てるのは、オンラインよりも断然勉強になります(^▽^)!!
企業展示もいろいろなものがあり、大変賑わっていました。
一番印象に残ったのは、広島国際大学の里田隆博先生(歯科医師)による教育講演です。
解剖学教育に長年携わっていらっしゃる里田先生は、手作りの模型を使って学生に授業をおこなっているそうで、先生の講演を拝聴できるのを楽しみにしていました!
実際に授業で使用されている手作り模型も展示してくださり、感動の連続でした!!!!!
そして、その講演の中で紹介されていた喉頭のペーパークラフト(のどの模型)を仙台に戻ってきてから早速作ってみました。
正面から見た写真です。
真ん中の存在感ありありな黄色いものが、甲状軟骨。
ベージュの涙型を反対にしたような形のものが、喉頭蓋軟骨。
ピンクのものが、輪状軟骨です。
こちらは、クルッと回して、のどを右斜め後ろ上から見たところです。
茶色いのが筋肉、緑色のが神経です。
のどの中を覗いてみるとこんな感じ。
披裂軟骨や声帯が見えます。軟骨だけでなく、筋肉や靭帯が分かりやすいです。
のどの構造(というか、ヒトの体全般的に)は、取り出して直接見ることはなかなかできませんからね。立体的に理解するには、模型が一番です。
そして、里田先生の講演を拝聴し、何より身の引き締まる想いでした。
我々言語聴覚科の教員も、想像力と創造力を豊かに、クリエイティブに学びを深めたいものです。
さて、当校の言語聴覚科は、少しずつ検査機器類が揃ってきました。
来月のブログで紹介したいと思いますので、楽しみにしていてくださいね(^^♪