歯科衛生科 徳真会グループ様卒後研修「Ｔｅｃ作製研修」
本校の卒業生も多く活躍している、徳真会グループ様の新人歯科衛生士研修を歯科衛生科の教員が担当し実施しています。
今年度は２日間にわたり「仮歯（Ｔｅｃ）作製」の研修を行いました。
「仮歯」は、型取り後、最終的な被せものが入るまでの間、審美的、機能的に補い、歯茎の変化等を防止する役割があります。
仮歯の作製はチェアサイドで行うことが多いので、患者さんを待たせないように早さも求められます。
仮歯の作製にはいくつかの方法がありますが、その中でも素早く仮歯を作成する方法として既製冠を用いて仮歯を作成する方法があります。
既製冠はあらかじめ歯の形が出来上がっているため、歯と歯茎の境目の適合を合わせることが最も重要なポイントです！
およそ２０分程で完成しました！
研修には本校の卒業生も参加しており久しぶりの再会となりました。
日々歯科衛生士として奮闘しながら頑張っている様子を知ることができ嬉しく思いました。
この卒後研修では、新人歯科衛生士さんが学びたいこと、理解や技術を高めていきたいことについて毎年研修を行っています。
Ｔｅｃ作製は診療中に時間を割いて教えていただくことが難しいので、今回のように時間をかけて練習できる機会はとても貴重なようです。
この研修に参加していただいたことでこれからの診療に活かしていただければ嬉しいです。
