歯科衛生科３年生 模擬患者実習
本校では歯科衛生科３年生が他学科連携の一環として、他科の学生さんにご協力いただき模擬患者実習に取り組んでいます。
全４回で行われた模擬患者実習の様子をお伝えします。
１回目は、問診、口腔内診査、レントゲン診査に加え、歯の型取りや口腔内写真撮影、歯茎の検査や歯の染め出しなど、患者さんの様々な情報を収集していきます。
情報収集が終わったら、グループごとに１回目で得た情報を歯科衛生過程を用いて分類・整理し、問題点や課題について歯科衛生診断を行います。
そして問題点を解決するための短期目標と長期目標を設定し、目標を達成するための歯科衛生介入方法を決定していきます。
介入方法が決定したら、指導内容を理解してもらえるように媒体を作成します。
患者さんへどのように伝えたらわかりやすくなるかグループごとに話し合いをしながら作成し、次回の模擬患者実習に備えます。
２回目と３回目の模擬患者実習では、目標を達成するために必要な介入を行っていきます。
事前に作成した媒体などを用いてブラッシング指導や間食指導などをそれぞれ行いました。
実習後はグループごとに実習の振り返りと評価を行い、４回目の実習に向け介入方法の見直しを行っていきます。
４回目の実習では介入の結果の目標達成度と対象者（患者）満足度の判定を行いました。
介入の結果、口腔内状況の改善が見られたり、患者さんの意識の向上などが見られました。
４回にわたりご協力いただいた患者様に感謝の気持ちを込めたお手紙と、口腔ケアグッズをプレゼント！
模擬患者実習は無事に終了しましたが、ここからは判定結果に至った要因を考察し、３年間の集大成として論文にまとめ発表を行います。
１２月の発表めざしてがんばれ３年生！！！
オープンキャンパス
