こども科「この季節、植物の観察にぴったりです」
みなさんこんにちは。
どんどん気温も上がり、春から初夏に向かっている季節ですね。
今回は、子どものための活動を準備する保育士になったつもりで「植物」をきっかけにいろいろ考えてみませんか?
見ることが気付くことのはじまり
はじめに…
この写真から、何が思い浮かびますか?
木、空、葉っぱ
幹、枝
もっと注目の仕方を変えると、
葉っぱの開き具合の違い…
のように、いろんな目の付け所があります。
子どもの心に届く言葉を…
子どもの年齢によっても、その子の興味によっても、心惹かれるものは様々です。
みなさんが子どもと一緒にこの木の前に立ったとしたら、どんな風に言葉をかけますか?
「葉っぱが少ないところと、多いところがあるね」
「葉っぱの付き方がちがう!」
「色んな葉っぱがあるね!」
「葉っぱがあるの、みえる?」
「みてみて!」(指さしながら)
……
どれが正解と言うことはありませんが、大切にしたいことは
「一人ひとりの子どもが出会いと発見の感動を味わう」ということです。
子どもの中で、
- 不思議・どうして?という気持ちをもつ
- 自分なりに探してみる
- 苦労して見つける
こんな風になるといいですね。
それにはまず、保育士・保育士を目指す人がたくさんのことに興味を持つことが大切です。
こんな不思議はいかがですか?
葉っぱといえば緑、と思っていませんか?
気になる子どもは、毎日葉っぱの様子を見に行ってどうなるかを確かめて、保育者に教えてくれます。そのとき、どんな言葉を返しますか?
この葉っぱには強い香りがあります。
その強さで「くっせー!」となる子も多いですが、実はお茶になると…
こちらも香りのある葉っぱ。どんな花が咲くのでしょう?
名前を知らなかったとしても、一緒に子どもと名前を付けてみるのも楽しいですよ。
一緒に図鑑で調べたり、関係する絵本を探したり。
袋のような覆いが破れると、ブラシのような葉っぱが姿を見せて、時間が経つと…
この札は、何の札だと思いますか?
ちいさな子どもにとって、文字は憧れです。
校舎の周りの春のお知らせでした。
続きはまた今度。