作業療法科の調理実習を通して焼きそばの作り方について語らせてほしい。
家事動作の練習は楽しさ重視
家事動作のリハビリ、ということで調理実習をやります。
いちおう疾患や障害の特徴をおさえてやるわけですけど、もっとも重要なのは、料理を楽しく、美味しく作ること。
今回はお好み焼きと焼きそばとたこ焼きです。
このイカフライは包丁を使わずにイカの風味がつけられるのでおすすめです。
キャベツを切るのと、イカを切るのはハードルの高さが全然違いますよね。
完成。パーティ仕様。
こちらはたこ焼き班。
授業でたこ焼きを作る予定はなかったけれど、まあいいでしょう。楽しさ優先で。
あまった卵でふわふわの卵焼き。
これはうまそう。飯テロ。
楽しさ重視。自由にやってください。
こ、これは
焼きそばについて語る時が来た。
さて、本題の焼きそばです。
焼きそばどうやって作りますか?
フライパンに蒸し麺を入れて、水を入れてほぐして、ほぐれたら野菜と肉を入れて、最後にタレをかけて混ぜる。
基本的にこうですよね。
たぶんそうやって普通に作っている人は、自分の作ったソース焼きそばのことをそんなに美味くないと思っていると思います。
でも中華料理店のソース焼きそばって、もうぜんぜん違うじゃないですか。
上手く作ればもっと美味しいはずなんですよ。
そう思いながら、これまで試行錯誤してきました。
そうしてたどり着いた今のところの決定版を紹介します。
フライパンが2つあれば2つ使います。
1つしかなければ、フライパンと鍋。
フライパンに麺と細切りにしたソーセージ。もしくは豚肉。
鍋の方にもやし。
もやしの方は、ソースをふりかけて、蓋をして蒸し焼きにします。
これで大量に水が出てきます。
麺の方は、油を多めに敷いて、ソーセージと一緒にほぐして、放置します。放置すればソーセージごとカリカリになります。
水は禁ですよ。
麺がふにゃりますからね。
カリカリになったら裏返して、ほぐして、また放置。
水分を飛ばして歯ごたえを出すイメージ。
結構時間かかります。
カリカリになったら、麺ともやしを合わせます。
もやしから大量に水分が出てますが、そのおかげで粉ソースが液体ソースになっています。
合わせて1分炒めると、麺が水分を吸って、カリカリが残りつつ、いい感じでソース味が染み込みます。
完成。
とにかく麺が美味い!